あっという間に3月も下旬に差しかかり、私の身の回りからも、ほんのり春の気配を感じるようになってきました。
季節の移ろいを感じさせるものは、体感で感じられる気温の変化はもちろん、旬の食材だったり、街中で見かける植物だったり、人によっては誕生日などの記念日だったり。
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私にとって春を感じさせるものを二つほど書いてみたいと思います。
まず一番に思いつくのは、桜🌸
一年のうちでは、ゆっくり静かに蓄えている期間が長いからこそ、この時期は毎年おでかけ先で「あ、ここも桜の木だったんだ!」と新たな桜スポットに気づくことが多いです。
通学電車の沿線や川に沿って続く桜並木を車窓から眺めていた大学生のときは、桜が日々満開に近づいていく様子、かと思えば雨風であっという間に半分くらいまで散って葉っぱだけになる様子…朝の眠さと格闘しながらもそんな風景を見てはぼんやり切なさを感じていました。
そして気づけば身体も汗ばむ季節になっていて…🌻
二つ目は、卒業式を終えた学生の姿🎓
ちょうどここ数日は、大学の卒業シーズンのようで、ちょっと大きな駅の方に出かけると、きれいに髪を結って鮮やかな袴を着た女の子や、カッチリしたスーツを着た男の子をよく目にしました。
とはいえ私も一年前はそちら側の立場だったのに、ずっと前の記憶な気がして懐かしくもあり、もう本当に学生には戻れないんだな、大人の枠組みに入って一年を過ごしてきたんだなと痛感させられたようで、なんだか彼らから少し目を背けたくもなりました。
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そういえば、この前友人とこんな会話をしました。
「社会人になってから、イベント事が知らないうちに過ぎてる」
「イベントのデコレーションを見かけても、あぁそうか…で終わってしまう」
イベント事は、あくまで娯楽として自由に楽しむもので、そこに参加していないからどうってことはないのだろうけど、もともとはイベントごとが好きだったがゆえに、変化した自分(友人)の感覚にハッとさせられました。
どんなときも周りに目や心を配って、そういったものを見て何かを感じられるアンテナは常に持っておきたいですね。